Q.フジテレビの連続ドラマは約30年ぶりということですが…。
今回は共同テレビさんの制作ということで、ドラマの基本がしっかりしているなと思いました。骨組みがきちんとしていると建物もきちんと建つのと同じで、本、キャスティング、演出のイメージ、撮影など、基本がしっかりしているので役を作る上で楽ですね。現場の雰囲気もアットホームで、色々チャレンジして楽しめる現場なのかなと。そんな本格的なドラマに出られることに感激しています。いいドラマを作る土台は大事ですよね。毎日手ごたえを感じています。私も子どもの頃にデビューして、スタッフや共演者の方に支えられてきました。ドラマはひとりではできないと常々思っていますので、私もどれだけさとみちゃんを支えられるかな、と。自分の力を発揮しつつ最後まで支えられる存在でいたいと思います。子どもの頃に、周りから愛情を沢山もらったので、大きくなったらそういう大人になりたいと思っていましたから。
Q.あおい役を演じる石原さとみさんの印象は?
お会いしての第一印象は“すごく
可愛い”。そしてプロ意識の強い方。学習能力が高い女優さんで、ひとつひとつの経験をしっかり自分のものにされて次に打ち込んでいる、という感じです。
Q.今回の企画を最初に聞いたときに考えたことは?
原作ものを演じる際には原作を読まないことが多いんです。原作を超えることが難しいものもありますから。でも、今回はあえて読んで、原作の持ち味を活かしたいと思って演じています。私の演じる小峰はクールでどこか屈折している、ベテラン看護師。数々の失敗を繰り返していて、ストレートな性格ではないんですよね。あおいの真っ直ぐな情熱に影響されていくのですが・・・。
Q.役作りの苦労があれば教えてください。
できるだけマンガの中に出てくる小峰さんのキャラクターを活かしながら、かつ見ている方にリアルに「こういう看護師っているな」って思われる人を作っていこうと思っています。特に、現代社会の人間関係が複雑になってきているので、その辺のところを描くためにも、原作に忠実でありながらリアルな個性をつくろうと思っています。
Q.撮影現場の雰囲気は?
“ドラマっていいなぁ”って思うぐらい楽しくて(笑)。だから、「スタジオでは寝ない」「台本は必ず読む」と決めて頑張っています(笑)。
Q.医療ドラマならではの苦労があれば教えてください
リアルに見せる努力ですかね。あおいは「救命」出身ですが、小峰はそうではないので、(小峰は)救命の部分では専門措置がとれません。テキパキするところはする、しないところではしない。そんなところを作業の中で出せればと。医者イコールエリートという概念も崩れ始めていると思います。患者と医者の向き合い方、患者と看護師の接し方、そんなところを私もこのドラマを通して教えていただきたいですし、視聴者の方にも見て欲しいと思います。
Q.原作を読んだ中で、病院への印象は?
個人のモラルの問題では、人としてどう向き合うか、という部分ですよね。全体の体質より個々の人間の問題だと思います。どこに自分が基準をおいて仕事をしているのか、小峰にもそういうことを考えてほしいですね。